クー(kuu)のブログ
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投稿日:2026/3/12
- ヘッドスパ豆知識(23-2):後頭部筋群詳細
- 作用条件

頸板状筋への刺激は頭板状筋を介した間接刺激が原則です。
圧:軽度~中等度
深さ:直接深部を狙わない
方向:縦方向・皮膚滑走主体
深部圧迫は神経刺激・防御反射のリスクがあります。
施術への応用指針
頸板状筋は直接操作する対象ではなく周囲筋との連動を整える対象です。
→「深く効かせる筋」ではなく、過緊張を作らない環境を整える筋として理解する。
【僧帽筋上部】
形態
僧帽筋上部は後頸部から肩にかけて広範囲を覆う表層筋。
起始は後頭骨上項線・項靭帯、停止は鎖骨外側1/3です。
非常に視認・触知しやすく、施術対象として過剰に扱われやすい筋でもあります。
深層には、頭板状筋・肩甲挙筋・神経走行が存在。
機能
僧帽筋上部の機能は以下の通りです。
肩甲骨挙上
頭部・頸部の姿勢補助
上肢支持の補助
精神的ストレスや防御姿勢で活動が亢進しやすい筋です。
作用条件
僧帽筋上部は筋量が多いため刺激条件を誤ると過剰刺激になりやすい筋です。
圧:中等度以下
速度:低速
持続:短時間
方向:筋線維方向・広範囲分散
「強押し」は一時的弛緩後の反跳性緊張を招く可能性があります。
施術への応用指針
僧帽筋上部は施術の満足感と安全性が乖離しやすい筋です。
気持ち良さ ≠ 安全
強刺激 ≠ 効果
→「僧帽筋を強く押す=上手い施術」という認識は間違いです。
【後頸部筋群誤解されやすい認識の修正】
誤解1:「後ろ首は安全だから強く押してよい」
→ 誤りです。神経反射と防御反応が存在します。
誤解2:「硬いところは原因だから潰す」
→ 誤りです。多くは支持・防御の結果です。
正しい理解
後頸部筋群は、支持・制御・安全確保のために緊張している筋です。
まとめ
頭板状筋:後頸部施術の安全な入口
頸板状筋:直接操作せず間接調整
僧帽筋上部:強刺激を避けるべき代表筋
後頸部=安全域ではない、可動性・反応・安全を最優先
後頸部筋群の理解は、「どれだけ押せるか」ではなく「どこまで押さないか」を判断できることにあります。

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